地下鉄のザジ
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地下鉄のザジ

ロラン・バルトに「攻撃的なクノーの作品は、『文学』のおそるべき『成虫』を包み込んでいる」と言わしめた『地下鉄のザジ』。オカマバーで踊り子をしている大男ガブリエル伯父さんに、時にはお巡り、時には名探偵に姿を変えるペドロ、見境なく恋に落ちるムアック未亡人など、ユーモア溢れる登場人物たちと、破壊力あふれる言葉たちが作り出す、おかしな冒険小説。


¥27
中央公論新社 1974年, 文庫 232頁
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読んだ人:杜 昌彦

地下鉄のザジ

こういう話が書きたいと思ってKISS の法則を書きましたイエイエロックンロールやジーンズが不良の意匠だった時代の悪ガキの話映画版も好きです

(2018年03月16日)

(1975年6月18日 - )著者、出版者。喜劇的かつダークな作風で知られる。2010年から活動。2013年日本電子出版協会(JEPA)主催のセミナーにて「注目の『セルフ パブリッシング狂』10人」に選ばれる。2016年、総勢20名以上の協力を得てブラッシュアップした『血と言葉』(旧題:『悪魔とドライヴ』)が話題となる。その後、筆名を改め現在に至る。代表作に『ぼっちの帝国』『GONZO』など。独立出版レーベル「人格OverDrive」主宰。
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AUTHOR


レーモン・クノー
1903年2月21日 - 1976年10月25日

フランスの作家。『地下鉄のザジ』、『文体練習』などの実験的な作風で知られる。生涯の大部分をガリマール社社員として過ごした。

レーモン・クノーの本