このシリーズ、 悪くないんですけどサイコサスペンスとしてそんなに特色があるわけでもないし、 初期の奇想 SF ファンタジーみたいなやつのほうが印象には残りますよね。 意匠的な意味で。 だから翻訳されなくなったのかな。
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孤影
by: マイケル・マーシャル・スミス
謎の殺戮組織ストローマンの拠点〈ザ・ホールズ〉は壊滅した。だが、莫大な富と有力なコネクションを誇る組織にとって、それは些細なダメージに過ぎなかった。いったいストローマンとは何者なのか?元CIAのウォードは、FBIのニーナと連携し、組織の幹部だった自分の兄弟の行方を追う。二人は容赦なく襲いかかる刺客を何とかかわしていたが……。一方、娘を組織に殺された元刑事のザントは孤独な単独捜査を続け、ストローマンの驚くべき真実に肉薄していた−大統領暗殺、ビックフットの謎がついに解き明かされる!
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読んだ人:杜 昌彦
(2017年09月08日)
(1975年6月18日 - )著者、出版者。喜劇的かつダークな作風で知られる。2010年から活動。2013年日本電子出版協会(JEPA)主催のセミナーにて「注目の『セルフ パブリッシング狂』10人」に選ばれる。2016年、総勢20名以上の協力を得てブラッシュアップした『血と言葉』(旧題:『悪魔とドライヴ』)が話題となる。その後、筆名を改め現在に至る。代表作に『ぼっちの帝国』『GONZO』など。独立出版レーベル「人格OverDrive」主宰。
『孤影』の次にはこれを読め!