真夜中に海がやってきた
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真夜中に海がやってきた

北カリフォルニアでのカルト教団の集団自殺から逃れたクリスティンが、風俗店ひしめく歌舞伎町のホテル・リュウで行なう「メモリー嬢」という仕事とは?地下鉄サリン事件や、ロックスターの暗殺などカオス的な事件の日付から成る「アポカリプスのカレンダー」。その作成にとり憑かれた「居住者」の過去とは?現代アメリカ文学の鬼才が放つ最新作。

著者:スティーヴ・エリクソン

(1950年4月20日 - )米国カリフォルニアの作家。「幻視の作家」として知られ、その作風は縦横無尽に展開される想像力による幻想的な光景の描写、歴史の再構築、黙示録的なイメージの提示などによって特徴付けられる。長篇『Xのアーチ』は、トマス・ピンチョンに絶賛された。

2017.
09.05Tue

真夜中に海がやってきた

これもねぇ。悪くはないんですよ。でもなんかマンネリというか幻視作家の看板のため、お客さんを裏切らないために同じことを惰性でくりかえしている気がしました。『黒い時計の旅』『Xのアーチ』が傑作すぎたんですよね。その後『ゼロヴィル』『きみを夢みて』で看板をかなぐり棄てるまでマンネリがつづいた気がします。政治的なルポタージュものは読んだけどよくわかりませんでした。おれ日本人だし。


杜 昌彦

(もり まさひこ、1975年6月18日 -)著者、出版者。硬質な文体と独創的な物語で知られる。作風はアヴァン・ポップ、スリップストリーム、スペキュレイティブ・フィクションに分類される。2010年から別名義で活動。2013年日本電子出版協会(JEPA )主催のセミナーにて「注目の『セルフ パブリッシング狂』10人」に選ばれる。2016年、藤井太洋氏、十市社氏らによる指導を受けた『悪魔とドライヴ』が話題となる。その後、筆名を改め現在に至る。独立出版レーベル「人格OverDrive」主宰。

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