奇術師
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奇術師

北イングランドに赴いたジャーナリストのアンドルーは、彼を呼び寄せた女性ケイトから思いがけない話を聞かされる。おたがいの祖先は、それぞれに“瞬間移動”を得意演目としていた、二十世紀初頭の天才奇術師。そして、生涯ライバル関係にあった二人の確執は子孫のアンドルーにまで影響を与えているというのだが……!? 二人の奇術師がのこした手記によって、衝撃の事実が明らかとなる!世界幻想文学大賞受賞の幻想巨篇


¥183
早川書房 2004年, 文庫 587頁
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読んだ人:杜 昌彦

奇術師

ドッペルゲンガーに取り憑かれた作家ってのがいて村上春樹もそうですけどプリーストもまたそうなんですよね。 『魔法ほどじゃありませんがこれも傑作ですニコラ・テスラとか出てくるんでピンチョン逆光なんかとあわせて読みたいですね

(2017年09月08日)

(1975年6月18日 - )著者、出版者。喜劇的かつダークな作風で知られる。2010年から活動。2013年日本電子出版協会(JEPA)主催のセミナーにて「注目の『セルフ パブリッシング狂』10人」に選ばれる。2016年、総勢20名以上の協力を得てブラッシュアップした『血と言葉』(旧題:『悪魔とドライヴ』)が話題となる。その後、筆名を改め現在に至る。代表作に『ぼっちの帝国』『GONZO』など。独立出版レーベル「人格OverDrive」主宰。
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クリストファー・プリースト
1943年7月14日 - 2024年2月2日

英国のSF作家。その作品は「信頼できない語り手」を特徴とし、語り、真実、記憶の性質、現実といった事柄に疑問を投げかける。SFの先駆者であるH・G・ウェルズに強く影響を受けている。2006年には国際H・G・ウェルズ協会の副会長に就任した。

クリストファー・プリーストの本

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