郵便配達は二度ベルを鳴らす
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郵便配達は二度ベルを鳴らす

街道沿いのレストランで働き始めた俺は、ギリシャ人店主の美しい妻コーラに心を奪われてしまった。やがていい仲になった彼女と共謀して店主殺害を計画するが……。一人称の語りの迫力、その裏に秘められた繊細さや社会性が注目され、近年「ノワール」の傑作として注目される20世紀アメリカ犯罪小説の金字塔!

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読んだ人:杜 昌彦

郵便配達は二度ベルを鳴らす

破滅に向かって一直線という感じのタイトでソリッドな小説ひねりがないのが逆にいい忘れられない小説ですね若くて貧しくて行き場のない恋をしているとどんどん行き詰まって犯罪に走るしかなくなるのかもしれません

(2017年09月11日)

(1975年6月18日 - )著者、出版者。喜劇的かつダークな作風で知られる。2010年から活動。2013年日本電子出版協会(JEPA)主催のセミナーにて「注目の『セルフ パブリッシング狂』10人」に選ばれる。2016年、総勢20名以上の協力を得てブラッシュアップした『血と言葉』(旧題:『悪魔とドライヴ』)が話題となる。その後、筆名を改め現在に至る。代表作に『ぼっちの帝国』『GONZO』など。独立出版レーベル「人格OverDrive」主宰。
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ジェームズ・M・ケイン
1892年7月1日 - 1977年10月27日

教育者の父とオペラ歌手の母との間に生まれる。ジャーナリストとして活躍したのち映画の脚本家を目指すも成功せず、小説家として身を立てることになる。1934年の初長篇『郵便配達は二度ベルを鳴らす』が大ベストセラーとなった。

ジェームズ・M・ケインの本