オラクル・ナイト
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オラクル・ナイト

重病から生還した34歳の作家シドニーはリハビリのためにブルックリンの街を歩き始め、不思議な文具店で魅入られたようにブルーのノートを買う。そこに書き始めた小説は……。美しく謎めいた妻グレース、中国人の文具店主Ⅿ・R・チャン、ガーゴイルの石像や物語内の物語『神託の夜(オラクル・ナイト)』。ニューヨークの闇の中で輝き、弦楽四重奏のように響き合う重層的な愛の物語。


¥737
新潮社 2015年, 文庫 338頁
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読んだ人:杜 昌彦

オラクル・ナイト

筋立てや細部は憶えてるんですけどどっちのオースターだったか記憶にないですねたぶんだめなほうだったと思います彼はおそらく意図的に交互に書いてるんで前の本は傑作でしたからねでも幻影の書以降のオースターはだめなほうもいいんですよ退屈でダウナーなのは変わりないんですけど深みがあるつまらないけど読む価値があります二択なら幻影の書を薦めますけどねハードカバー版の装幀は青いノートをイメージしていてよかったです

(2017年09月07日)

(1975年6月18日 - )著者、出版者。喜劇的かつダークな作風で知られる。2010年から活動。2013年日本電子出版協会(JEPA)主催のセミナーにて「注目の『セルフ パブリッシング狂』10人」に選ばれる。2016年、総勢20名以上の協力を得てブラッシュアップした『血と言葉』(旧題:『悪魔とドライヴ』)が話題となる。その後、筆名を改め現在に至る。代表作に『ぼっちの帝国』『GONZO』など。独立出版レーベル「人格OverDrive」主宰。
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ポール・オースター
1947年2月3日 - 2024年4月30日

米国の作家・詩人・映画監督。彼の作品はニューヨーク、特にブルックリンを土台にしている。1993年、『リヴァイアサン』によってフランス・メディシス賞の外国小説部門賞を受賞した。

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