熊、ガープ、と読みすすめて手にした三冊目がこれでした。そう、当時ですら「二作目三作目」は図書館でしか読めなかったんですね。現代のAmazonですら入手困難だとはさすがに思わなかったけど。その順番で読みすすめてここまで来たら、もちろん嵌まってましたよ。夢中でした。あの頃は真剣に読んでましたねぇ。性暴力について考えるきっかけでした。ひとそれぞれの被害体験がある、という言葉が印象に残っています。
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ホテル・ニューハンプシャー
ジョン・アーヴィング 著
1939年夏の魔法の一日、ウィン・ベリーは海辺のホテルでメアリー・ベイツと出会い、芸人のフロイトから一頭の熊を買う。こうして、ベリー家の歴史が始まった。ホモのフランク、小人症のリリー、難聴のエッグ、たがいに愛し合うフラニーとジョン、老犬のソロー。それぞれに傷を負った家族は、父親の夢をかなえるため、ホテル・ニューハンプシャーを開業する―現代アメリカ文学の金字塔。
¥825
新潮社 1989年, 文庫 427頁
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2017.
09.06Wed
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