ガラスの鍵
ISBN: 9784334752101

ガラスの鍵

賭博師ボーモントは友人の実業家であり市政の黒幕・マドヴィッグに、次の選挙で地元の上院議員を後押しすると打ち明けられる。その矢先、上院議員の息子が殺され、マドヴィッグの犯行を匂わせる手紙が関係者に届けられる。友人を窮地から救うためボーモントは事件の解明に乗り出す。

¥ 905
光文社(文庫: 2010-08-10)
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著者:ダシール・ハメット

(1894年5月27日 - 1961年1月10日) 米国のミステリ作家。厳しい客観筆致によるいわゆるハードボイルド文体を確立した代表的な人物である。ピンカートンでの探偵としての経験を生かした描写で知られる。

2017.
09.07Thu

ガラスの鍵

最高傑作です。ですが、光文社版を紹介するのは本当は気が進まないんです。早川版は絶版で、まともな書影すらなかったので……。これから読まれるならぜひ小鷹訳でお読みください。死ぬことすらできずに悔し涙を流した主人公が、そこから這い上がるさまに胸を打たれます。地獄へ落ちる道とわかっていて、友を棄てる道を選ぶ場面も。女の語る悪夢の寓意が結末に生きています。


(もり まさひこ、1975年6月18日 -)著者、出版者。喜劇的かつダークな作風で知られる。2010年から活動。2013年日本電子出版協会(JEPA)主催のセミナーにて「注目の『セルフ パブリッシング狂』10人」に選ばれる。2016年、藤井太洋氏、十市社氏らによる指導を受けた『悪魔とドライヴ』が話題となる。その後、筆名を改め現在に至る。最新作は『逆さの月』。独立出版レーベル「人格OverDrive」主宰。最新恋愛小説『ぼっちの帝国』連載中。
ぼっちの帝国

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