孤独の要塞
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孤独の要塞

ブルックリンに住む二人の少年ディランとミンガスは、同じストリートに住み、一緒に育った親友だ。しかし、ディランは白人、ミンガスは黒人。アメリカン・コミックや音楽への情熱で結びついていても、その友情には多くの試練が待ち受けていた。ある時、偶然にも空飛ぶ指輪を手に入れたディランは、ヒーロー「エアロマン」に変身して、ミンガスとともに街を守ろうと試みるが、それは二人の関係の転機となる―。ファンク、パンク、ヒップホップ、そしてグラフィティにドラッグ。全米批評家協会賞受賞作家が四年間の沈黙の末に発表した、70年代ニューヨークの息づかいが聞こえる傑作長篇。


¥4,956
早川書房 2008年, 単行本 806頁
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読んだ人:杜 昌彦

孤独の要塞

要するにパーマンやキックアスみたいな話なんですけど割とその辺はどうでもいいというかごっこ遊びみたいな口実みたいなところがあるそういう点でオースターミスター・ヴァーティゴに似てますね音楽はディランもミンガスも好きです

(2017年09月08日)

(1975年6月18日 - )著者、出版者。喜劇的かつダークな作風で知られる。2010年から活動。2013年日本電子出版協会(JEPA)主催のセミナーにて「注目の『セルフ パブリッシング狂』10人」に選ばれる。2016年、総勢20名以上の協力を得てブラッシュアップした『血と言葉』(旧題:『悪魔とドライヴ』)が話題となる。その後、筆名を改め現在に至る。代表作に『ぼっちの帝国』『GONZO』など。独立出版レーベル「人格OverDrive」主宰。
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ジョナサン・レセム
1964年2月19日 –

米国の作家。『銃、ときどき音楽』でネビュラ賞の最終候補。『マザーレス・ブルックリン』で全米批評家協会賞および英国推理作家協会賞ゴールド・ダガー賞をダブル受賞。文学とミステリ、SFを融合した独自のスタイルは世界的に評価が高い。