ずいぶん前に読んだのにわりと印象に残ってます。 精神病院で架空のインタビュアーに延々と語りつづける少年って感じでした。 若い頃おれもライ麦畑の受け止め屋になりたかったんですよね。 おれにとってそれが小説家でした。 この本がわからないひととはあまり話したくありません。 ブコウスキー『くそったれ! 少年時代』 とあわせて読みたいですね。
ASIN: 4560090009
キャッチャー・イン・ザ・ライ
by: J・D・サリンジャー
高校を放校となった17歳の少年ホールデン・コールフィールドがクリスマス前のニューヨークの街をめぐる物語。口語的な文体で社会の欺瞞に対し鬱屈を投げかける内容は時代を超えて若者の共感を呼び、青春小説の古典的名作として世界中で読み継がれている。
¥968
白水社 2006年, 新書 361頁
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読んだ人:杜 昌彦
(2017年12月09日)
(1975年6月18日 - )著者、出版者。喜劇的かつダークな作風で知られる。2010年から活動。2013年日本電子出版協会(JEPA)主催のセミナーにて「注目の『セルフ パブリッシング狂』10人」に選ばれる。2016年、総勢20名以上の協力を得てブラッシュアップした『血と言葉』(旧題:『悪魔とドライヴ』)が話題となる。その後、筆名を改め現在に至る。代表作に『ぼっちの帝国』『GONZO』など。独立出版レーベル「人格OverDrive」主宰。
『キャッチャー・イン・ザ・ライ』の次にはこれを読め!