大いなる眠り
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大いなる眠り

十月半ばのある日、ほどなく雨の降り出しそうな正午前、マーロウはスターンウッド将軍の邸宅を訪れた。将軍は、娘のカーメンが非合法の賭場で作った借金をネタに、ガイガーなる男に金を要求されていたのだ。マーロウは話をつけると約束して、早速ガイガーの経営する書店を調べはじめる。「稀覯書や特装本」販売との看板とは裏腹に、何やらいかがわしいビジネスが行われている様子だ。やがて、姿を現したガイガーを尾行し、その自宅を突き止めたものの、マーロウが周囲を調べている間に、屋敷の中に三発の銃声が轟いた―アメリカ『タイム』誌「百冊の最も優れた小説(1923‐2005)」、仏「ル・モンド」紙「20世紀の名著百冊」に選出の傑作小説。待望の新訳版。


¥1,870
早川書房 2012年, ハードカバー 328頁
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大いなる眠り

いわゆるオールド・ボーイズ・クラブの物語これ双葉訳もおもしろいんですよ古すぎてねグレープフルーツにざぼんの類とか注釈ついてんの。 「モチさとかね村上訳のいいところはチャンドラーの男子校気質をうまく掬い取ってるとこですね金持の将軍と貧乏な探偵が男同士の連帯をしちゃうんだけど旧訳ではそこまで読みとれなかった。 『高い窓では逆バージョンをやってるんですよねひっくりかえして見せている似たような役回りでも女だとディケンズ的なマインドコントロールする人格障害者になっちゃうチャンドラー潜在的同性愛者とかいわれちゃうわけだよなぁこれも装幀いいですねいまふと思ったけどアニメ版パプリカの温室の場面ロバート・ミッチャムの映画版からの引用でしょうね

(2017年09月05日)

(1975年6月18日 - )著者、出版者。喜劇的かつダークな作風で知られる。2010年から活動。2013年日本電子出版協会(JEPA)主催のセミナーにて「注目の『セルフ パブリッシング狂』10人」に選ばれる。2016年、総勢20名以上の協力を得てブラッシュアップした『血と言葉』(旧題:『悪魔とドライヴ』)が話題となる。その後、筆名を改め現在に至る。代表作に『ぼっちの帝国』『GONZO』など。独立出版レーベル「人格OverDrive」主宰。
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レイモンド・チャンドラー
1888年7月23日 - 1959年3月26日

1932年、大恐慌で石油会社の職を失い、翌年『ブラック・マスク』誌にて短篇「ゆすり屋は撃たない」でデビュー。1939年には処女長篇『大いなる眠り』を発表。1953年『ロング・グッドバイ』でMWA最優秀長篇賞を受賞。1959年没。享年70。