テジュ・コール

1975年6月27日 -
2011年『オープン・シティ』でPEN/へミングウェイ賞およびローゼンタール賞を受賞、全米批評家協会賞の最終候補。写真家、美術批評家としても活躍中。

オープン・シティ

マンハッタンを日ごと彷徨する、若き精神科医。彼が街路で目にした風景は、屈託に満ちたナイジェリアでの幼い日々、ブリュッセルで移民たちに聞いた苦難の物語と共鳴しながら、時代や場所を超えた大きな物語を描き始める――。PEN/ヘミングウェイ賞ほか数々の賞に輝き「ゼーバルトの再来」と讃えられたデビュー長篇。