ロデリック:(または若き機械の教育)
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ロデリック:(または若き機械の教育)

捨てられてしまった幼いロボット「ロデリック」の冒険を描く、スラップスティックなコミック・ノベル! 20世紀最後の天才作家スラデックが遺した、究極のロボットSFがついに邦訳。

著者:ジョン・スラデック

(1937年12月15日 - 2000年3月10日)米国の作家。風刺的かつ遊戯的、シュールな作風で知られる。厳格な唯物論者でもあり、疑似科学やオカルトを容赦なく批判する。本格ミステリの分野では米国人の素人探偵サッカレイ・フィンが英国を舞台にして活躍するシリーズを執筆した。

ジョン・スラデックの本
2017.
08.31Thu

ロデリック:(または若き機械の教育)

じつをいうと期待したほどおもしろくはなかった。『見えないグリーン』とか『遊星よりの昆虫軍X』のほうがよかったな。AIを描いているというよりはディヴィッド・コパフィールドみたいな感じ。あれも主人公の印象が薄いんだよな。ただしこちらは単に印象が薄いのではなく意図的に感情移入せず、冷淡な視点で書いているからという気がする。前述の二冊とこの本しか知らないけれども、どうもこの作家には寒々しいものを感じる。人生をそのようなものとして見ていたんじゃないかという気がする。冷たいひとだというわけじゃなくて、人生が彼に冷たかったんじゃないかと。知らんけど。


杜 昌彦

(もり まさひこ、1975年6月18日 -)著者、出版者。硬質な文体と独創的な物語で知られる。作風はアヴァン・ポップ、スリップストリーム、スペキュレイティブ・フィクションに分類される。2010年から別名義で活動。2013年日本電子出版協会(JEPA )主催のセミナーにて「注目の『セルフ パブリッシング狂』10人」に選ばれる。2016年、藤井太洋氏、十市社氏らによる指導を受けた『悪魔とドライヴ』が話題となる。その後、筆名を改め現在に至る。独立出版レーベル「人格OverDrive」主宰。

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