リチャード・パワーズ

1957年6月18日 -
米国の小説家。現在、ポストモダン文学において最も注目されている作家の一人。イリノイ大学で物理学を専攻し文学修士号を取る。卒業後はプログラマとして働いたのち作家に。2006年The Echo Maker によって全米図書賞を受賞。

ガラテイア2.2

リチャード、と彼女はささやいた。彼女の名前はヘレン、最新型の人口知能―『舞踏会へ向かう三人の農夫』の天才作家が描く新世紀の恋愛小説。

囚人のジレンマ

戦争は、終わらない。父エディの謎を追って、ホブソン一家は最大のパラドクスに直面する ― 前作『舞踏会へ向かう三人の農夫』と同様に三つの物語が錯綜しながら展開する。果たして最後に、物語のパズルのピースは納まるのか!? 2006年に最新作 The Echo Maker で全米図書賞を受賞し、いまや現代アメリカ文学を代表する作家リチャード・パワーズの感動の第二長編。待望の翻訳!