内面からの報告書
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内面からの報告書

外見は変わっても、君はまだかつての君なのだ――。心の地層を掘り起こして記す回想録。初めて書いた詩。父の小さな噓。憧れのスポーツ選手たち。心揺さぶられた映画。エジソンとホームズ。ユダヤ人であることとアメリカ人であること。学生運動の記憶。元妻リディア・デイヴィスへの熱い手紙――。現代米文学を代表する作家が、記憶をたぐり寄せ率直に綴った報告書。『冬の日誌』と対を成す、精神をめぐる回想録。


¥2,420
新潮社 2017年, 単行本 312頁
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読んだ人:杜 昌彦

内面からの報告書

だめなほうですでも悪くないですよもう円熟とか匠とかの域に達してますから不調なときでさえも味として聴けちゃう晩年のチャーリー・パーカーみたいなもんです書名のインテリアって本文の意味もありますね。 『冬の日誌と本書の関係はスローターハウス 5チャンピオンたちの朝食を連想しました。 『冬の日誌は最高傑作なんでやっぱりあわせて読んでほしいですよこの二冊は装幀もいいですね

(2017年09月07日)

(1975年6月18日 - )著者、出版者。喜劇的かつダークな作風で知られる。2010年から活動。2013年日本電子出版協会(JEPA)主催のセミナーにて「注目の『セルフ パブリッシング狂』10人」に選ばれる。2016年、総勢20名以上の協力を得てブラッシュアップした『血と言葉』(旧題:『悪魔とドライヴ』)が話題となる。その後、筆名を改め現在に至る。代表作に『ぼっちの帝国』『GONZO』など。独立出版レーベル「人格OverDrive」主宰。
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ポール・オースター
1947年2月3日 - 2024年4月30日

米国の作家・詩人・映画監督。彼の作品はニューヨーク、特にブルックリンを土台にしている。1993年、『リヴァイアサン』によってフランス・メディシス賞の外国小説部門賞を受賞した。