内面からの報告書
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内面からの報告書

外見は変わっても、君はまだかつての君なのだ――。心の地層を掘り起こして記す回想録。初めて書いた詩。父の小さな噓。憧れのスポーツ選手たち。心揺さぶられた映画。エジソンとホームズ。ユダヤ人であることとアメリカ人であること。学生運動の記憶。元妻リディア・デイヴィスへの熱い手紙――。現代米文学を代表する作家が、記憶をたぐり寄せ率直に綴った報告書。『冬の日誌』と対を成す、精神をめぐる回想録。

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著者:ポール・オースター

(1947年2月3日 -)米国の作家・詩人・映画監督。彼の作品はニューヨーク、特にブルックリンを土台にしている。1993年、『リヴァイアサン』によってフランス・メディシス賞の外国小説部門賞を受賞した。

2017.
09.07Thu

内面からの報告書

だめなほうです。でも悪くないですよ。もう円熟とか匠とかの域に達してますから。不調なときでさえも味として聴けちゃう、晩年のチャーリー・パーカーみたいなもんです。書名のインテリアって「本文」の意味もありますね。『冬の日誌』と本書の関係は『スローターハウス5』と『チャンピオンたちの朝食』を連想しました。『冬の日誌』は最高傑作なんで、やっぱりあわせて読んでほしいですよ。この二冊は装幀もいいですね。


杜 昌彦

(もり まさひこ、1975年6月18日 -)著者、出版者。硬質な文体と独創的な物語で知られる。作風はアヴァン・ポップ、スリップストリーム、スペキュレイティブ・フィクションに分類される。2010年から別名義で活動。2013年日本電子出版協会(JEPA )主催のセミナーにて「注目の『セルフ パブリッシング狂』10人」に選ばれる。2016年、藤井太洋氏、十市社氏らによる指導を受けた『悪魔とドライヴ』が話題となる。その後、筆名を改め現在に至る。独立出版レーベル「人格OverDrive」主宰。

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