杜 昌彦

D.I.Y.出版日誌

連載第73回: 『Pの刺激』ペイパーバック版を刊行しました

書いた人: 杜 昌彦, タグ:
2017.
09.16Sat

『Pの刺激』ペイパーバック版を刊行しました

CreateSpace を利用した悪魔とドライヴは商品画像が裏表紙になっている何度サポートに直してもらっても戻る諦めていたがもう一度だけ試すことにした前回の手順を忘れたまず日本の Amazon にメールしたCreateSpace の管轄だといわれたCreateSpace は正常な画像を Amazon 側に送り直すといってくれた結果として表紙として裏表紙裏表紙として裏表紙が表示されただけだったその後また裏表紙が表紙になったりして安定しないいずれにせよ商品画像はおかしいままだ

そうした問題が Amazon POD を利用した日本のサービスなら解決されるかと期待したが別の問題が大きすぎた無料を謳いつつ実際には何をやるにもオプション料金を次々に求められるのは商売だから当然として何をやるにもサポートスタッフに過大な迷惑をかけざるをえないのは困る。 「厄介な客にならずにはまともに出版できない詳細は省くが最低限それができなければ本の購入者に嘘をつくことになるだろうということをやってもらうために結果として怪物級のわがままを通したことになった気分がいいものではない日本 Amazon POD そのものの性質と今回利用したサービスの不備が複合的に絡んでいるように思えるけれどもいずれにせよ本をつくりたいでも怪物クレーマー扱いされたくないというのであれば選択肢になりようがない

Pの刺激は予定通り発売されたが CreateSpace での出版と違って愉しめなかった手間をかけて金を払ってなぜこんなに不快な思いをしたりさせたりしなければならないのか要注意人物リストに載せられたのはまちがいない。 『悪魔とドライヴよりもはるかに大きな労力が少額とはいえ金もかかっただけに見るのもいやな本となったしかもその労力のほとんどはサポート担当者との交渉に費やしている自分で描いた装画が下手すぎて歪んでいるのも気に入らないいずれ CreateSpace で悪魔とドライヴとおなじ判型でつくりなおしたいどうせ自己満足なのだから商品ページがおかしくても問題ない。 『KISS の法則も当然 CreateSpace で出版する⋯⋯とも考えたが実際に商品ページを見るとやはり CreateSpace 版は極端に見劣りする自分しか買わないとはいえ印税受取ができないのも困るといえば困る出版体験の楽しさと本の完成度を選ぶか不快な思いとまともな商品ページを選ぶか迷う

追記:結局 CreateSpace で出し直した


(1975年6月18日 -)著者、出版者。喜劇的かつダークな作風で知られる。2010年から活動。2013年日本電子出版協会(JEPA)主催のセミナーにて「注目の『セルフ パブリッシング狂』10人」に選ばれる。2016年、総勢20名以上の協力を得てブラッシュアップした『悪魔とドライヴ』が話題となる。その後、筆名を改め現在に至る。最新作は『ぼっちの帝国』。独立出版レーベル「人格OverDrive」主宰。
ぼっち広告