CreateSpace を利用した 『悪魔とドライヴ』 は商品画像が裏表紙になっている。 何度サポートに直してもらっても戻る。 諦めていたがもう一度だけ試すことにした。 前回の手順を忘れた。 まず日本の Amazon にメールした。 CreateSpace の管轄だといわれた。 CreateSpace は正常な画像を Amazon 側に送り直すといってくれた。 結果として表紙として裏表紙、 裏表紙として裏表紙が表示されただけだった。 その後また裏表紙が表紙になったりして安定しない。 いずれにせよ商品画像はおかしいままだ。
そうした問題が Amazon POD を利用した日本のサービスなら解決されるかと期待したが別の問題が大きすぎた。 無料を謳いつつ実際には何をやるにもオプション料金を次々に求められるのは商売だから当然として、 何をやるにもサポートスタッフに過大な迷惑をかけざるをえないのは困る。 「厄介な客」 にならずにはまともに出版できない。 詳細は省くが最低限それができなければ本の購入者に嘘をつくことになるだろう、 ということをやってもらうために結果として怪物級のわがままを通したことになった。 気分がいいものではない。 日本 Amazon POD そのものの性質と、 今回利用したサービスの不備が複合的に絡んでいるように思えるけれども、 いずれにせよ本をつくりたい、 でも怪物クレーマー扱いされたくない、 というのであれば選択肢になりようがない。
『Pの刺激』 は予定通り発売されたが CreateSpace での出版と違って愉しめなかった。 手間をかけて金を払ってなぜこんなに不快な思いをしたりさせたりしなければならないのか。 要注意人物リストに載せられたのはまちがいない。 『悪魔とドライヴ』 よりもはるかに大きな労力が (少額とはいえ金も) かかっただけに、 見るのもいやな本となった。 しかもその労力のほとんどはサポート担当者との交渉に費やしている。 自分で描いた装画が下手すぎて歪んでいるのも気に入らない。 いずれ CreateSpace で 『悪魔とドライヴ』 とおなじ判型でつくりなおしたい。 どうせ自己満足なのだから商品ページがおかしくても問題ない。 『KISS の法則』 も当然 CreateSpace で出版する。 ⋯⋯とも考えたが実際に商品ページを見るとやはり CreateSpace 版は極端に見劣りする。 自分しか買わないとはいえ印税受取ができないのも困るといえば困る。 出版体験の楽しさと本の完成度を選ぶか、 不快な思いとまともな商品ページを選ぶか。 迷う。
追記:結局 CreateSpace で出し直した。