パルプ
ISBN: 9784480433473

パルプ

バーと競馬場に入りびたり、ろくに仕事もしない史上最低の私立探偵ニック・ビレーンのもとに、死んだはずの作家セリーヌを探してくれという依頼が来る。早速調査に乗り出すビレーンだが、それを皮切りに、いくつもの奇妙な事件に巻き込まれていく。死神、浮気妻、宇宙人等が入り乱れ、物語は佳境に突入する。伝説的カルト作家の遺作にして怪作探偵小説が復刊。

¥ 924
筑摩書房, 文庫 325頁
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著者:チャールズ・ブコウスキー

(1920年8月16日 - 1994年3月9日)米国の作家。二歳でドイツから米国へ移住。大学離籍後、さまざまな職業を経て’52年から’70年まで郵便局に勤務しながら創作を続ける。ブラックスパロウ・プレスのジョン・マーティンと出会い、執筆に専念。白血病で亡くなるまで50冊に及ぶ詩集や小説を発表した。

2017.
09.05Tue

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正直『くそったれ!少年時代』や『詩人と女たち』なんかと較べると傑作ではないです。思いつくまま雑に書かれた変な小説。主人公からしてハードボイルド探偵の役柄にすぐ飽きてプロットも脱線。だんだんどうでもよくなっていく。ただねぇ、そんな脱力小説でありながら死の気配だけはリアルなんですよね。実際これ書いたあとBUKは死んじゃうわけで。近年のアーヴィングとオースターにおなじ気配が感じられるのが気がかり。主人公の名前はミッキー・スピレーンのもじりだと長年かんちがいしてました。『カサブランカ』の主人公が元ネタだったんですね。


(もり まさひこ、1975年6月18日 -)著者、出版者。喜劇的かつダークな作風で知られる。2010年から活動。2013年日本電子出版協会(JEPA)主催のセミナーにて「注目の『セルフ パブリッシング狂』10人」に選ばれる。2016年、藤井太洋氏、十市社氏らによる指導を受けた『悪魔とドライヴ』が話題となる。その後、筆名を改め現在に至る。最新作は『ぼっちの帝国』。独立出版レーベル「人格OverDrive」主宰。
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