パルプ
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バーと競馬場に入りびたり、ろくに仕事もしない史上最低の私立探偵ニック・ビレーンのもとに、死んだはずの作家セリーヌを探してくれという依頼が来る。早速調査に乗り出すビレーンだが、それを皮切りに、いくつもの奇妙な事件に巻き込まれていく。死神、浮気妻、宇宙人等が入り乱れ、物語は佳境に突入する。伝説的カルト作家の遺作にして怪作探偵小説が復刊。

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読んだ人:杜 昌彦

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正直くそったれ!少年時代詩人と女たちなんかと較べると傑作ではないです思いつくまま雑に書かれた変な小説主人公からしてハードボイルド探偵の役柄にすぐ飽きてプロットも脱線だんだんどうでもよくなっていくただねぇそんな脱力小説でありながら死の気配だけはリアルなんですよね実際これ書いたあと BUK は死んじゃうわけで近年のアーヴィングとオースターにおなじ気配が感じられるのが気がかり主人公の名前はミッキー・スピレーンのもじりだと長年かんちがいしてました。 『カサブランカの主人公が元ネタだったんですね

(2017年09月05日)

(1975年6月18日 - )著者、出版者。喜劇的かつダークな作風で知られる。2010年から活動。2013年日本電子出版協会(JEPA)主催のセミナーにて「注目の『セルフ パブリッシング狂』10人」に選ばれる。2016年、総勢20名以上の協力を得てブラッシュアップした『血と言葉』(旧題:『悪魔とドライヴ』)が話題となる。その後、筆名を改め現在に至る。代表作に『ぼっちの帝国』『GONZO』など。独立出版レーベル「人格OverDrive」主宰。
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チャールズ・ブコウスキー
1920年8月16日 - 1994年3月9日

米国の作家。二歳でドイツから米国へ移住。大学離籍後、さまざまな職業を経て’52年から’70年まで郵便局に勤務しながら創作を続ける。ブラックスパロウ・プレスのジョン・マーティンと出会い、執筆に専念。白血病で亡くなるまで50冊に及ぶ詩集や小説を発表した。