たしか二年くらい前に読んだのだけれどもすごくおもしろかった。 ピーター・ケアリー『イリワッカー』 にならぶ生涯のベスト。 もとがベストセラーだったとはいえ大好きな本が大流行 (というかリバイバルだけど) するとすごくうれしい。
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悦ちゃん
by: 獅子文六
悦ちゃんはお転婆でおませな10歳の女の子。ちょっぴり口が悪いのはご愛嬌、歌がとても上手で、周りのみんなも目が離せない存在。早くに母親を亡くして、のんびり屋の父親と二人で暮らしているが、そこへ突如、再婚話が持ち上がったから、さあ大変。持ち前の行動力で東京中を奔走、周囲を巻き込みながら最後には驚きの事件が! ユーモアと愛情に満ちた初期代表作。
¥880
筑摩書房 2015年, Kindle版 392頁
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読んだ人:杜 昌彦
(2017年09月04日)
(1975年6月18日 - )著者、出版者。喜劇的かつダークな作風で知られる。2010年から活動。2013年日本電子出版協会(JEPA)主催のセミナーにて「注目の『セルフ パブリッシング狂』10人」に選ばれる。2016年、総勢20名以上の協力を得てブラッシュアップした『血と言葉』(旧題:『悪魔とドライヴ』)が話題となる。その後、筆名を改め現在に至る。代表作に『ぼっちの帝国』『GONZO』など。独立出版レーベル「人格OverDrive」主宰。
『悦ちゃん』の次にはこれを読め!