小説を書くものにとって、 タイトルがいかに重要であるか。 読者が初めて目にする情報は著書のタイトルであることから、 その重要性はあらためて語ることではないかもしれない。 いかに読者の興味を引き、 数多ある書籍の中から手にとってもらうかを考えって話なんですけど、 え、 ちょっとこれって大丈夫? ここ、 人格OverDrive さんだけど、 ねぇ、 こんなスタイリッシュな組版使って 「オキラクニッキ!」 ってドヤ顔しちゃっていいの?
あのですね、 ちょっと説明させてください。
名前って重要なんですよ。
まず、 それが何なのかがズバッと明確にわかったほうがいいに決まってるんですよ。
ほら、 小林製薬さんなんて、 そのものズバリのネーミングじゃないですか。
『熱さまシート』
ああ、 熱を冷ますシートなんだな。
『ガスピタン』
お腹のガスを止めるのね!
すごい! 完璧なまでの説明力。
『ケシミン』 『サカムケア』 にいたっては、 何に対してどのような効能があるのかという情報が完璧なまでに融合し凝縮されちゃってますからね! わかりやすいって大切です。
はいここで、 この連載のタイトル、 振り返ってみましょう。
『くみた柑のオキラクニッキ』
どうです? このわかりやすさ。
私は常に読者目線に立っています。
ここには何を書くのか。 そう、 オキラクな日記である。
そして、 それは誰の日記なのか。 わたくし、 くみた柑ですね!
⋯⋯。
えっと、 つまり、 昔から私は、 タイトルを考えるということが苦手でして、 時々描くイラストを置いている場所もあるんですけど、 そこの名前も 『Kan 的絵倉庫』 でして⋯⋯。
あの、 これ、 ほんと大丈夫?
いきなりボツにしなきゃいけない記事書いちゃって杜さんの青くなってる顔が見える気がしますが、 そんな感じで (どんな感じで?) 過去に書いたエッセイとか日記とか、 その日に感じたことなどを、 基本オキラク時々マジメに綴っていきたいと思います!
どなた様も、 よろしくお願い四万十川は 196km !