タイムラインに流れてきた知らないバンドの曲を聞いている。 人間が指でゴリゴリに弾いている感じがいい。 ついこないだまでは機械できっちり整えられた音ばかり聞いていた。 その時々で聞きたいものは違う。
一日を終えてあとは寝るだけで、 もうやるべきこともなにもないけれど、 なんとなく 「まだもう少しなにかできるんじゃないか」 「なにか聞いたり読んだり、 書いたり作ったりできるんじゃないか」 とあがく気持ちがあって、 寝る前の 10 分 20 分くらいのことであがくなんて大げさだし、 眠ければさっさと寝れば睡眠時間も長く取れていいはずなのに、 それでもなんだかじたばたしてしまう。
夜毎夜毎こんななのは、 寝るのは好きだし沢山寝たいはずなのに少し粘ってしまうのは、 仕事や生活のために必要な時間以外の自分の時間を一日の終わりに少しでも持てたと思いたいからなのだろう。
実際その時間が役にたってもたたなくても、 たぶんそれはどうでもいい。 自分が自分の意思で少し何か自分の嗜好に合うことができたと思えれば、 自分の気分がいい。
今日はもう眠気に負けそう。 ほんとうにほんの少しの、 自分だけの時間。 だけどそれが大事なのです。 おやすみなさい。