くるぐる使い
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くるぐる使い

妹の麗美子が二人暮らしの兄の時夫に、宇宙人にさらわれたとある日突然主張する「キラキラと輝くもの」。神がかり的な“力”を持ったがために大道芸をやらされていた少女の哀しい恋物語「くるぐる使い」。少女に憑いた霊とエクソシストとの戦いを通して、憑依現象は現実逃避の妄想だとする「憑かれたな」。――青春の残酷と、非日常の彼方に見える現代のリアルを描く傑作短編集。

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読んだ人:伊藤なむあひ

くるぐる使い

読み漁った大槻ケンヂのエッセイで江戸川乱歩に興味を持ちすぐに夢中になり順番が逆になったけどそれから初めてこの小説を読んだ最初の印象は現代の乱歩だ!だったオーケンからの影響は音楽も本も間接的なものが多いのが不思議だ

(2022年05月07日)

小説家。北海道生まれ。パンと猫と音楽が好き。幻想と怪奇7に短編小説「天使についての試論」掲載。anon pressに「偏在する鳥たちは遍在する」、小説すばる2022年11月号にフラッシュフィクション「合法的トトノイ方ノススメ」掲載。奇想/SF作品集『天使についての試論』(単著)発売中。主に縁起が悪い小説を書いています。
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大槻ケンヂ
1966年2月6日 -

日本の音楽家、作家。1982年に中学校の同級生とロックバンド・筋肉少女帯を結成し、1988年にメジャーデビュー。2000年からはロックバンド「特撮」のボーカリストとしても活動。音楽活動のみならず、エッセイスト、小説家としても活躍。

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