杜 昌彦

D.I.Y.出版日誌

連載第155回: 2018年総括

書いた人: 杜 昌彦, タグ:
2018.
12.30Sun

2018年総括

地味ながら力をつけた一年だったように思う

読書

メイスン&ディクスン

巨匠とマルガリータ

淡い焰


はずれが多く感想を書かなかった本も多かった深く感銘を受けたのは上記 3冊のみ

音楽

人格OverDriveが選ぶ2018年上半期Best20

人格OverDriveが選ぶ2018年下半期Best20


Spotify のおかげで充実していた

映画

パターソン

イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ


レガシーな媒体に思われた DVD の価値を再認識したひとたび商品化されたら最後の一枚が消失するまで流通の可能性があるつまり観られる作品が多い今年から中古の円盤を購入するようにした観たい作品があったので Amazon プライムにも加入した上記 2 作は iTunes で観たコンテンツビジネスにおける Apple には翳りを感じている

出版

1. 説明文とアイキャッチを指定して本にタグ付けするだけで特集ページが生成されるようにした
2. 縦書き記事を可能にした
3.似ている本を表示するようにしたこれにより本と本を結びつけ読書の文脈を提示するという当初の目標を実現した
4. 既刊書をすべて杜昌彦名義で出し直した。 『悪魔とドライヴには大きく手を入れて恋愛小説の側面を強調した
5.黒い渦を改稿した結果として一冊の本としては短すぎることになった自著としては微妙な位置づけで売りようがないいずれストアからは引っ込めてサブスクライブ特典として配布しようかと考えている
6.逆さの月を書いた若書きの習作を下敷きにしたので厳密には新作とはいえないしかし技巧的には手応えを感じた二十代で試してうまくいかなかったことを問題なくやれるようになったCreateSpace が米 KDP に統合され日本語での出版が不可能になったのでインプレスの出版ブランド開設サービスを利用することにした。 『逆さの月の印刷版にはこのサービスを使った
7. Google と FaceBook と Amazon の広告を試したかなりの無駄金を投じたおかげで逆さの月は出版から三ヶ月経ついまでもたまにロマンスカテゴリ 20 位圏内に入る一桁台に入ることもある

その他

机と Bluetooth 版 HHKB と WQHD モニタを買ってクラムシェルで書くようにしたウィルクハーンの椅子を半額で買った机の高さがあわないのでフットレストも導入したほかに大きな変化としては自動洗浄機つきのシェーバーを買ったりジムに通いはじめたりした書いて出版することに趣味やアマチュアといった概念を当てはめることに違和感があったのはシェービングや筋トレと同じように生活の一部でしかないからだ来年はさらに努力して自分なりに大人としての暮らしを身につけたい


(1975年6月18日 -)著者、出版者。喜劇的かつダークな作風で知られる。2010年から活動。2013年日本電子出版協会(JEPA)主催のセミナーにて「注目の『セルフ パブリッシング狂』10人」に選ばれる。2016年、総勢20名以上の協力を得てブラッシュアップした『悪魔とドライヴ』が話題となる。その後、筆名を改め現在に至る。最新作は『ぼっちの帝国』。独立出版レーベル「人格OverDrive」主宰。
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