諸屋 超子

豚はいつ飛ぶ?

僕が”リア充”について知っていることは二つ。とにかく人と繋がっている。みんなオシャレをする。僕が知らないことは山ほど……。『コロナinストーリーズ』の諸屋超子による期待の新作!

第1話

僕が〝リア充〟について知っていることは二つ。とにかく人と繋がっている。

諸屋 超子書いた人: 諸屋 超子

第2話

実のことを言えば、僕は幼少期、可愛い可愛いと言われて育った。

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第3話

僕は、十年前の三十歳くらいから、彼女が欲しいってことを口にするのはやめにしたんだ。

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第4話

丸山くんは手品がうまく行ったことに気を良くして、熱く熱く語りまくった。

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第5話

翌朝、丸山くんと僕はまず、近所の郵便局のATMに立ち寄った。

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第6話

 最近は男の子も女の子もブサイクをみなくなった。僕の頃は居たよ。現に僕がそうだ。  僕はわりと理系だから、遺伝子の進化とかそういうやつかなぁなんて考えていたんだけれど、それにしては急激かつ広範囲だから不思議に思っていた。 […]

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第7話

 髪の毛が魔法みたいに乾いていく。僕の頭上を行きつ戻りつするコーヒー牛乳の赤く荒れた繊細そうな指のスキマから、僕の無駄に艶やかなハリのある髪が飛び出す。  さっきまで漆黒だった髪は、今やコーヒー牛乳より濃くてテラテラした […]

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第8話

 美容室mignonは、僕にいろいろなことを教えてくれた。うつ伏せにならないシャンプー台、髭の剃ってもらえない整容、それだけでは役に立たず整髪料の助けを必要とするパーマ、いつの間にか足されていくオプション料金。  丸山く […]

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第9話

 正直に言おう。僕は女性が怖い。とても。それも幽霊とか、妖怪とかみたいに妖しげな怖さではない。もっと暴力的な感じ。台風とか、雷とか、津波とか。とにかく怖い。逃れ方も分からない。生命の危機を感じる。そんな風に怖い。  だっ […]

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