この世界を逃れて
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この世界を逃れて

かつて著名な報道写真家であった父、精神のバランスを失った娘――交互に語られるモノローグによって、彼らの生の断片が、ねじれた愛の物語が紡ぎだされ、“この世界”の状況が鮮烈に浮かび上がる……今、イギリスで最も注目を集める作家スウィフトが放つ、力強い傑作小説。


¥291
白水社 1992年, 単行本 253頁
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読んだ人:杜 昌彦

この世界を逃れて

あとの二作と較べるとそんなに力強い傑作という感じではないんですけどまぁ悪くはありませんでした。 『ウォーターランドが好きなだけで作家としてはそれほどでもないんですけどでも翻訳が出たら買って読みます出版社さんお願いします

(2017年09月07日)

(1975年6月18日 - )著者、出版者。喜劇的かつダークな作風で知られる。2010年から活動。2013年日本電子出版協会(JEPA)主催のセミナーにて「注目の『セルフ パブリッシング狂』10人」に選ばれる。2016年、総勢20名以上の協力を得てブラッシュアップした『血と言葉』(旧題:『悪魔とドライヴ』)が話題となる。その後、筆名を改め現在に至る。代表作に『ぼっちの帝国』『GONZO』など。独立出版レーベル「人格OverDrive」主宰。
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AUTHOR


グレアム・スウィフト
1949年5月4日 –

英国の作家。ロンドンで生まれ、ケンブリッジ大学とヨーク大学で学んだ。1996年にブッカー賞とジェイムズ・テイト・ブラック記念賞(フィクション部門)を受賞。