これも大変な傑作。『また会う日まで』以降のアーヴィングはほんとうに巨匠ですよ。ほかに形容する言葉はないんじゃないでしょうか。装幀もかわいい。
ASIN: 4105191136
あの川のほとりで
ジョン・アーヴィング 著
ニューハンプシャーの山あいの小さな林業の町に暮らす、料理人とその息子。ある夜、寝室から漏れるただならぬ呻き声を聞いた息子は、父親が熊に襲われていると思い込み、ベッドの上の何者かをフライパンで撲殺してしまう。それは父の愛人であり、悪いことに町の悪辣な治安官の情婦でもあった。そして二人の逃避行が始まる―。構想20年!半自伝的大長篇。
¥582
新潮社 2011年, 単行本 380頁
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2017.
09.06Wed
(1975年6月18日 -)著者、出版者。喜劇的かつダークな作風で知られる。2010年から活動。2013年日本電子出版協会(JEPA)主催のセミナーにて「注目の『セルフ パブリッシング狂』10人」に選ばれる。2016年、総勢20名以上の協力を得てブラッシュアップした『悪魔とドライヴ』が話題となる。その後、筆名を改め現在に至る。最新作は『ぼっちの帝国』。独立出版レーベル「人格OverDrive」主宰。
『あの川のほとりで』の次にはこれを読め!