散文売りの少女
ISBN: 9784560047439

散文売りの少女

出版社で「身代わりの山羊」として働くマロセーヌ。会社のドル箱たる謎の覆面作家をめぐって殺人事件が起こり、とうとう自分の身にも危険が迫る……。巧妙なストーリー・テリングと炸裂するギャグ。フランス・ミステリーの快作。

白水社, 単行本 444頁
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著者:ダニエル・ペナック

(1944年 - )モロッコのカサブランカ生まれ。本名はダニエル・ペナッキオニ。リセの教師をしながら作家活動をしていたが、1995年以降作家に専念。児童文学作家としてデビューしたが、1985年に発表した『人喰い鬼のお愉しみ』がベストセラーになってから推理小説も書くようになった。

2017.
09.07Thu

散文売りの少女

この翻訳が出たときは嬉しかったなぁ。筋立てが本格的にミステリ寄りになって、そのせいで主人公の影が薄れちゃうんですよね。一人称の限界も出てきて、三人称と混在する妙な語り口になってしまっている。主人公が眠っているあいだに物語が進行して片付いてしまうんだったように記憶しています。傑作ではあるけれども、語り口としてはちょっと残念だなぁと思いました。


(もり まさひこ、1975年6月18日 -)著者、出版者。喜劇的かつダークな作風で知られる。2010年から活動。2013年日本電子出版協会(JEPA)主催のセミナーにて「注目の『セルフ パブリッシング狂』10人」に選ばれる。2016年、藤井太洋氏、十市社氏らによる指導を受けた『悪魔とドライヴ』が話題となる。その後、筆名を改め現在に至る。最新作は『ぼっちの帝国』。独立出版レーベル「人格OverDrive」主宰。
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