カービン銃の妖精
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カービン銃の妖精

冬のパリのアラブ人街。老婆連続殺害事件を捜査中の刑事が白昼頭を銃でふっとばされた。色めき立つ警察。この事件に恋人ともども巻き込まれた我らが身代りの山羊、マロセーヌ君。『人喰い鬼のお愉しみ』でわが国のユーモアミステリー・ファンの圧倒的支持を受けたマロセーヌ・シリーズ第2弾!


¥1,454
白水社 1998年, 単行本 348頁
特集: 
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読んだ人:杜 昌彦

カービン銃の妖精

マロセーヌ・シリーズはハードボイルドの応用で何がやれるか模索していた時期に読んだので余計にはまりましたミステリ小説としての手堅さはこの二作目がいちばんだったように記憶しています三作目はミステリ色を強めようとしたために主役の影が薄れたし四作目はなんとなく主題が拡散して不明瞭になったような感じでした

(2017年09月07日)

(1975年6月18日 - )著者、出版者。喜劇的かつダークな作風で知られる。2010年から活動。2013年日本電子出版協会(JEPA)主催のセミナーにて「注目の『セルフ パブリッシング狂』10人」に選ばれる。2016年、総勢20名以上の協力を得てブラッシュアップした『血と言葉』(旧題:『悪魔とドライヴ』)が話題となる。その後、筆名を改め現在に至る。代表作に『ぼっちの帝国』『GONZO』など。独立出版レーベル「人格OverDrive」主宰。
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ダニエル・ペナック
1944年 -

モロッコのカサブランカ生まれ。本名はダニエル・ペナッキオニ。リセの教師をしながら作家活動をしていたが、1995年以降作家に専念。児童文学作家としてデビューしたが、1985年に発表した『人喰い鬼のお愉しみ』がベストセラーになってから推理小説も書くようになった。