イサベル・アジェンデ

1942年8月2日 -
チリの作家。サルバドール・アジェンデの親族であったためピノチェトによるクーデターでベネズエラへ亡命。この地で一族の半生をモチーフにした『精霊たちの家』を発表。ポルフィリン症で亡くなった娘のために書いた『パウラ、水泡なすもろき命』を最高傑作としている。

日本人の恋びと

毎週届くクチナシの花、黄色い封筒に入った手紙、お忍びの小旅行…80代を迎えた老人の謎めいた日常の背後に、いったい何があるのか?老人ホームに暮らすアルマ。日系人イチメイとの悲恋を主軸に過去と現代のドラマが展開する、現代版『嵐が丘』。