杜 昌彦

GONZO

頭のおかしい嘘つきおばさんが語るZ級BLアクション♡

第1話: 彼の噂をするときわたしたちが浮かべる表情

姫川尊の噂をするとき、わたしたちが浮かべる表情は、決まって揶揄であり蔑みだった。

杜 昌彦書いた人: 杜 昌彦

第2話: 調子はずれの闖入者/暗殺者

この物語は彼の日常からではなく、ありふれたわたしの朝からはじまる。

杜 昌彦書いた人: 杜 昌彦

第3話: 波乗り男

馬乗りになった肥満漢は、土手の斜面を段ボールの橇で滑り降りる子どもさながらに愉快そうに見えた。

杜 昌彦書いた人: 杜 昌彦

第4話: カサンドラたち

彼女の名はあえて記さない。父とともに姿を消してのちは物語に登場しないからだ。

杜 昌彦書いた人: 杜 昌彦

第5話: 黄金の心を持たない男たち

心なんてものは粉砂糖を振りかけたお伽噺にすぎない。

杜 昌彦書いた人: 杜 昌彦

第6話: 悪夢っ子

屋敷はあり得ぬほど高い塀にどこまでも囲まれていた。

杜 昌彦書いた人: 杜 昌彦

第7話: 犬になりたい

歪んだ物語の渦中にいると自明のはずのその事実が見えなくなるのだ。

杜 昌彦書いた人: 杜 昌彦

第8話: 恫喝

わたしたちは信じがたい情景を目にするたびに映画みたいだと感じる。そう刷り込まれているのだ。

杜 昌彦書いた人: 杜 昌彦

第9話: 絆と学生

大学生風の若い男が包丁を手に立っていた。店主はその足許に腰を抜かして座り込んでいた。

杜 昌彦書いた人: 杜 昌彦

第10話: 転落がえし

ここまで書いて誤りに気づいた。それも取り返しのつかぬ大きな失策だ。

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