dfw diary
デヴィッド・フォスター・ウォレス『インフィニット・ジェスト』翻訳日誌
アメリカの作家デヴィッド・フォスター・ウォレスは、私がその名前を耳にしたとき既に死者だった……。大長編『インフィニット・ジェスト』(Infinite Jest, 1996)の翻訳を巡る思考の冒険。
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人格OverDrive
デヴィッド・フォスター・ウォレスは、私がその名前を耳にしたとき既に死者だった。彼の大長編『インフィニット・ジェスト』を翻訳するにあたり考えた事柄を書いていこうと思う。
2020年9月14日
「天使も踏むを怖れるところ」にわざわざ飛びこむ「愚か者たち」の中に、『インフィニット・ジェスト』の翻訳をはじめてしまった私自身を加えたい気分だ。
2020年9月23日
ナボコフは、小説の優れた読者は、潜在的に作家であるとも語っているが、これは噂ではなく本当のことだ。
2020年10月14日
翻訳とは、絶対に答えてはくれない誰かに向けて呼びかけ続けるようなところがある。
2020年10月21日
今回の『インフィニット・ジェスト』翻訳日誌では、文学と宗教の話をしよう。
2020年11月10日
1996年の『インフィニット・ジェスト』によって作家デヴィッド・フォスター・ウォレスの名は一躍高まる。
2020年11月13日
今回は、有名な翻訳者の「誤訳」を例に、小説の翻訳がどういう風に難しいのかを具体的に説明しよう。
2020年12月7日
前回の翻訳日誌で紹介した男ドン・ゲイトリーは、現在、社会復帰施設エネットハウス(略称)で働いている。
2020年12月11日
大手コンビニの「ずっと夢を見て、安心してた」というあの歌を誰もが知っている。
2021年2月23日
アヴリル・インカンデザという女性は、自意識の化け物だ。
2021年2月24日
AUTHOR
柳楽 馨
@KaoruYagira@ezdog.press
英米文学研究者。『小説トリッパー』2022年夏号「今もかならず、どこかに春が」でデビュー。関西在住の文学研究者・大学教員。
『デヴィッド・フォスター・ウォレス『インフィニット・ジェスト』翻訳日誌』の次にはこれを読め!