用心棒日月抄
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用心棒日月抄

用心棒が赴くところにドラマがある――。故あって人を斬り脱藩。己れの命を危険にさらし、様々な人の楯となって生きる浪人青江又八郎の苛烈な青春。江戸は元禄、巷間を騒がす赤穂浪人の隠れた動きが活発になるにつれ、請け負う仕事はなぜか浅野・吉良両家の争いの周辺に……。凄まじい殺陣の迫力と市井の哀歓あふれる十話。

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読んだ人:杜 昌彦

用心棒日月抄

藤沢周平さんの作品はいつか集中的に読もうと思ってましたKindle 化されてたんですね楽しみが増えましたうまいなぁおもしろいなぁしか感想がないです全話きっちり楽しませてくれるし文章もいい伏線といい山場といい構成の手際は完璧アクションも毎回違った趣向で魅せてくれるし登場人物も魅力的各話ごとの伏線や山場だけではなく全体に流れる主題の見せ方盛り上げ方まとめ方もうまいそりゃ Amazon のレビュー欄も愛に溢れるってもんですしいて難癖つけるなら女性の描き方が昭和のサラリーマン向けですねほかの作品と較べてちょっと取って付けた感というか浮いてる部分がある技術として求めに応じたんだろうなぁと思いました用心棒と同じように作家も食べていかねばなりませんからね藤沢さんの本は何冊か読みましたけどどれも生活のディテールがちゃんと書かれてるのがいいですね登場人物のだれもが日々を暮らしていくためにやらなきゃいけないことをやっていてそれが物語になっている小説ってそういうものかもしれませんね

(2017年11月16日)

(1975年6月18日 - )著者、出版者。喜劇的かつダークな作風で知られる。2010年から活動。2013年日本電子出版協会(JEPA)主催のセミナーにて「注目の『セルフ パブリッシング狂』10人」に選ばれる。2016年、総勢20名以上の協力を得てブラッシュアップした『血と言葉』(旧題:『悪魔とドライヴ』)が話題となる。その後、筆名を改め現在に至る。代表作に『ぼっちの帝国』『GONZO』など。独立出版レーベル「人格OverDrive」主宰。
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藤沢周平
1927年12月26日 - 1997年1月26日

日本の小説家。山形県鶴岡市出身。本名、小菅 留治(こすげ とめじ)。江戸時代を舞台に、庶民や下級武士の哀歓を描いた時代小説作品を多く残した。とくに、架空の藩「海坂藩(うなさかはん)」を舞台にした作品群が有名である。

藤沢周平の本