未亡人の一年
ISBN: 9784102273081

未亡人の一年

1958年、4歳の少女ルースは両親の寝室から聞こえてくる奇妙な音に目覚め、母とアルバイトの少年エディの情事を目撃した。死んだ兄たちの写真が貼り巡らされた家。浮気をくり返す絵本作家の父。悲しみに凍りついた母は、息子たちの写真だけをもって姿を消した。この夏の出来事が幼いルースと16歳のエディの心に残したものは…。20世紀アメリカ文学を代表するベストセラー。

新潮社, 文庫 549頁
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著者:ジョン・アーヴィング

(1942年3月2日 - )米国の作家。19世紀的な「物語の復権」を目指し、人間喜劇のような波乱万丈のストーリー展開をもつ作風で知られる。作品の多くは映画化されている。

2017.
09.06Wed

未亡人の一年

ご冗談でしょう? この本も絶版? ぐぐりまくっても在庫のありそうなところがほとんどない。新潮社のサイトにもない。書影すらまともな画像がヒットしないってどういうことだよ。Amazonにもこんな変な書影しかなかった。つい最近のアーヴィングの、それもそこそこ出来のいいやつだぞ、と思ったけどもう二十年も経ってるのか。そりゃ絶版にもなるわな……。アーヴィングの変節点のひとつかもしれないです。奇想天外でハイテンションなところと、よく取材された抑制された筆致の部分とが同居している。ギャグ漫画に劇画タッチが混在しているような、変な感じ。ちょっとちぐはぐな本です。ハードカバーの装幀、よかったんだけどなぁ……。


(もり まさひこ、1975年6月18日 -)著者、出版者。喜劇的かつダークな作風で知られる。2010年から活動。2013年日本電子出版協会(JEPA)主催のセミナーにて「注目の『セルフ パブリッシング狂』10人」に選ばれる。2016年、藤井太洋氏、十市社氏らによる指導を受けた『悪魔とドライヴ』が話題となる。その後、筆名を改め現在に至る。最新作は『ぼっちの帝国』。独立出版レーベル「人格OverDrive」主宰。
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