オウエンのために祈りを
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オウエンのために祈りを

5歳児ぐらいの身長、一度聞いたら忘れられないへんな声、ずば抜けた頭脳を持つぼくの親友オウエンを、ある日過酷な運命が襲った。ピンチヒッターで打ったボールが、大好きだったぼくの母の命を奪ったのだ。ぼくは神様の道具なんだと言い続ける彼にとって、出来事にはすべて意味がある。他人と少し違う姿に生れたオウエンに与えられた使命とは?米文学巨匠による現代の福音書。

著者:ジョン・アーヴィング

(1942年3月2日 - )米国の作家。19世紀的な「物語の復権」を目指し、人間喜劇のような波乱万丈のストーリー展開をもつ作風で知られる。作品の多くは映画化されている。

2017.
09.06Wed

オウエンのために祈りを

アーヴィングはほんとうに師匠を愛してるんだなぁと思わされました。この本にかぎりませんけど、あからさまに丸パクリなんですよ。『デッドアイ・ディック』ですよねこれ。そういえば最新作にも出てきたポニーの猥褻写真、あんまりにも使い回されるのですっかりアーヴィングの独創みたいに思わされちゃいましたけど、よく考えると元ネタはヴォネガットですよねたしか。どの本が出典かは忘れましたけど。この本の主人公は彼の作品でもっともキャラが立ってますね。だれもが好きにならずにいられない。


杜 昌彦

(もり まさひこ、1975年6月18日 -)著者、出版者。硬質な文体と独創的な物語で知られる。作風はアヴァン・ポップ、スリップストリーム、スペキュレイティブ・フィクションに分類される。2010年から別名義で活動。2013年日本電子出版協会(JEPA )主催のセミナーにて「注目の『セルフ パブリッシング狂』10人」に選ばれる。2016年、藤井太洋氏、十市社氏らによる指導を受けた『悪魔とドライヴ』が話題となる。その後、筆名を改め現在に至る。独立出版レーベル「人格OverDrive」主宰。

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