驚異の発明家(エンヂニア)の形見函
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驚異の発明家(エンヂニア)の形見函

骨董の”函”が語る自動人形発明家=フランス版平賀源内の数奇な運命!  1983年、パリの骨董品オークションで手に入れた、がらくたの詰まった函。それは産業革命以前のフランスで、自動人形の開発に心血をそそいだ天才発明家の「形見函」だった。10の仕切りのなかには、それぞれ、広口壜、鸚鵡貝、編笠茸、木偶人形、金言、胸赤鶸、時計、鈴、釦、そして最後のひとつは空のまま。フランス革命前夜、のちに発明家となる少年クロード・パージュの指が、ジュネーヴの外科医によって“故意”に切り落とされる事件が起こる。ここに端を発する彼の波瀾万丈の生涯について、函におさめられた10の想い出の品は、黙したまま雄弁と語りはじめるのだ――。18世紀という好奇心にみちた時代を鮮やかに再現し、世界の批評家たちを唸らせた驚異のデビュー作!

著者:アレン・カーズワイル

(1960年12月16日 -)1992年に『驚異の発明家(エンヂニア)の形見函』でデビュー。12カ国で出版され国内外の批評家の絶賛を浴びる。グランタ誌の「アメリカでもっとも有望な若手作家」に選ばれ、アイリッシュタイムズ文学賞、メディシス賞などの候補となった。

アレン・カーズワイルの本
2018.
11.14Wed

驚異の発明家(エンヂニア)の形見函

まだ紹介していなかったことに急に気づきました。もう十五年も前になりますかねぇ。話の内容は忘れてしまいましたがディケンズ的な豊かな物語と鮮やかなイメージに夢中になった記憶があります。刺激的な読書でした。この本とウェストレイク『踊る黄金像』に影響を受けて『KISSの法則』を書いたんですよ。いまでは文庫版も手に入らなくなってしまったんですね。続編はいまひとつでした。児童文学のシリーズは最初の二冊くらいは読みましたがその後は追っていません。考えてみればこのサイトはわたしにとっての形見箱のようなものですね。


杜 昌彦

(もり まさひこ、1975年6月18日 -)著者、出版者。硬質な文体と独創的な物語で知られる。作風はアヴァン・ポップ、スリップストリーム、スペキュレイティブ・フィクションに分類される。2010年から別名義で活動。2013年日本電子出版協会(JEPA )主催のセミナーにて「注目の『セルフ パブリッシング狂』10人」に選ばれる。2016年、藤井太洋氏、十市社氏らによる指導を受けた『悪魔とドライヴ』が話題となる。その後、筆名を改め現在に至る。独立出版レーベル「人格OverDrive」主宰。

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