ベティ・ブルー―愛と激情の日々
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ベティ・ブルー―愛と激情の日々

ベティとぼくは、出会った日から毎晩セックスした。ベティは野性味あふれる魅力的な娘で、海辺のバンガローで単調な生活を送っていたぼくの人生を一変させた。…時として激しすぎる彼女の性格が至るところで衝突をひきおこしたが、ぼくらの愛は深まった。ある日彼女は偶然に何冊ものぼくのノートをみつけ、ぼくを作家にしようと思いたつ。タイプに打ち直しては出版社へ送りつづけ返事を待つ日々のなかで、彼女は次第に精神的トラブルにおちいってゆく…。狂気の愛を描く新しい世代の青春小説。


¥93
早川書房 1987年, 文庫 366頁
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読んだ人:杜 昌彦

ベティ・ブルー―愛と激情の日々

へんてこな小説でした変人しか出てきません映画版は短縮版だとストレートな恋愛もののようですが完全版だとそんな話じゃないことがわかります原作に近いんですそして原作はとにかく変なのですが抄訳らしいんですねいつか完全版を読みたいです原稿の翻訳が絶版で入手困難の現状じゃ新訳完全版の企画はむずかしいだろうなぁおなじ作家にもうひとつ映画原作の邦訳があるらしいのですが胸が悪くなりそうな内容だったので読んでいません

(2017年09月11日)

(1975年6月18日 - )著者、出版者。喜劇的かつダークな作風で知られる。2010年から活動。2013年日本電子出版協会(JEPA)主催のセミナーにて「注目の『セルフ パブリッシング狂』10人」に選ばれる。2016年、総勢20名以上の協力を得てブラッシュアップした『血と言葉』(旧題:『悪魔とドライヴ』)が話題となる。その後、筆名を改め現在に至る。代表作に『ぼっちの帝国』『GONZO』など。独立出版レーベル「人格OverDrive」主宰。
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AUTHOR


フィリップ・ジャン
1949年6月3日 -

記者や倉庫係などさまざまな仕事を経て1981年に小説家デビュー。1985年『ベティ・ブルー/愛と激情の日々』はジャン=ジャック・ベネックス監督により映画化された。以後、30作近くの話題作・問題作を発表し、第一線で活躍している。『エル ELLE』でアンテラリエ賞を受賞。

フィリップ・ジャンの本

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